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この記事の対象となる読者
集客が上手く行かない?
「解決」するために知っておきたいトラップ
せっかく時間をかけてSNS運用しているのに、新規顧客獲得につながらずお悩みではありませんか?
「どんなに投稿しても、いいねやコメントが全然つかない…」
「フォロワーは増えたけど、予約に繋がっている気がしない…」
こんな悩みを抱えている院長先生も多いのではないでしょうか?
実は、整骨院のSNS運用には、やってしまいがちな落とし穴が潜んでいます。
今回は、整骨院のSNS運用で陥りやすい3つの落とし穴と、その回避策について解説していきます。
結論をお伝えすると
「目的を見失っている運用」は、根本的に治療する必要がある。と言うことです。
詳しく解説していきます。
- SNS運用をしているけど予約に繋がらない
- SNS運用が正しいのか疑問を持っている
- LINE運用をしているけど新規顧客が集まらない
この記事はで読むことができます。
集客につながらない?整骨院SNS運用の3つの落とし穴
「SNSを運用して患者さんを増やしたいけど、なかなかうまくいかない…」
そんな悩みを抱えている院長先生はいませんか?
毎日のように頑張って投稿しているのに、フォロワーは全然増えない。
やっと増えたと思っても、なかなか予約に繋がらない。
「一体、何がダメなんだろう…」
その気持ち、よく分かります。
実は、整骨院のSNS運用には、やってしまいがちな落とし穴がいくつかあるんです。
それは、「真似しやすい、簡単なところから取り掛かる」ことです。
知らず知らずのうちに、その落とし穴にハマってしまっているせいで、せっかくの努力が水の泡になっているかもしれません。
「バズる投稿で一気に知名度アップ!」
そう考えて、面白い企画やインパクトのある施術動画を投稿していませんか?
確かに、バズれば一時的に多くの人に見てもらうことができます。
しかし、それはあなたの整骨院に通いたいと考える「ターゲット層」とは限らないのです。
例えば、面白い施術動画がバズって、遠方の人から「どこで受けられますか?」と問い合わせが殺到したとしましょう。
しかし、あなたの整骨院は地域密着型のビジネスです。
遠方からの集客は現実的ではありませんよね?
大切なのは、あなたの整骨院に通ってくれそうな、地域の人たちに響く情報を発信することです。
「LINE公式アカウントでクーポン配信すれば、患者さんが来てくれるはず!」
そう考えていませんか?
確かに、LINE公式アカウントは顧客との距離を縮める有効なツールです。
しかし、LINE公式アカウントだけで新規顧客を獲得するのは容易ではありません。
なぜなら、そもそもあなたの整骨院のことを知らない人に、LINE公式アカウントを登録してもらうのは難しいからです。
LINE公式アカウントは、あくまでも顧客との関係性を築き、リピートに繋げるためのツールとして捉えましょう。
「Lステップを導入すれば、自動で集客できるって聞いたけど…」
最近よく耳にするLステップ。
魅力的なツールに思えますが、整骨院の現状に合っていないケースも多いです。
実際に、Lステップで集客を自動化できるかと言えばそうではありません。
自動化ではなく、作業を自動化するツールです。
つまり、ある程度の集客基盤が必要になります。
Lステップは、顧客の行動に合わせたメッセージを自動配信できるシステムですが、設定や運用には専門的な知識が必要です。
そのため、運用代行業者に依頼すると、月々数万円~数十万円のコストがかかります。
また、「最初は少額で…」と謳う業者もいますが、長期的な運用を見据えると、決して安い買い物ではありません。
Lステップ導入は、ある程度の顧客基盤と運用体制が整ってから検討することをおすすめします。
なぜ失敗する?落とし穴の真実を解説!
これらの落とし穴にハマってしまう根本的な原因は、「集客の目的」を見失っていることにあります。
集客の目的は、あなたの商品やサービスを必要としている人に、情報を届けることです。
言い換えれば、顧客とあなたのビジネスを「マッチング」させることこそが重要なのです。
しかし、バズや最新ツールに目を奪われるあまり、肝心の顧客との「マッチング」がおろそかになってしまっているケースが多く見られます。
バズは、確かに多くの人の目に触れるチャンスを与えてくれます。
しかし、それはあくまでも一時的なものです。
例えば、一度バズった投稿を見た人が、あなたの整骨院の顧客ターゲットから外れていたとしましょう。
その場合、たとえフォロワーが増えたとしても、実際の予約には繋がりません。
なぜなら、彼らはあなたの整骨院が求める顧客像とは異なるからです。
本当に必要なのは、
あなたの地域に住んでいて、肩こりや腰痛に悩んでいる人たちの目に止まることなのです。
LINE公式アカウントは、顧客との距離を縮め、親近感を高めるための有効なツールです。
しかし、LINE公式アカウント自体が、新規顧客を獲得するツールではありません。
なぜなら、あなたの整骨院のことを知らない人が、わざわざLINE公式アカウントを登録する理由がないからです。
例えば、街で全く知らない人に「私のLINE登録しませんか?」と声をかけられたと想像してみてください。
よほど興味がない限り、登録しようとは思わないでしょう。
LINE公式アカウントは、あくまでも既存顧客との関係を強化し、リピート率を高めるためのツールとして活用すべきです。
Lステップは、顧客の行動に合わせたメッセージを自動で配信できる便利なシステムです。
しかし、Lステップを導入しただけで、自動的に集客できるわけではありません。
なぜなら、Lステップはあくまでも「顧客との接点を最適化する」ためのツールだからです。
顧客との接点がない状態、つまり、見込み客を集めるための仕組みがない状態では、Lステップを導入したとしても効果は期待できません。
例えば、どんなに最新鋭の農業機械を導入したとしても、種まきをしなければ作物は育ちませんよね?
Lステップはあくまでも「顧客育成」のためのツールであり、「集客」そのものを自動化するものではないことを理解しましょう。
落とし穴を回避!整骨院集客の根本治療
SNSでの集客に苦戦しているんです…
私たちは、このような相談をよく受けます。
どうしたらバズるんでしょうか?とにかくバズりたいんです!
このような方は、共通して「集客の目的」がずれてしまっています。
バズや最新ツールに飛びつく前に、一度立ち止まって、あなたの整骨院の集客体制を根本から見直してみませんか?
患者様の痛みの根本原因を突き止めてから施術を行うように、集客にも根本的なアプローチが必要です。
整骨院の集客には、いくつかの段階があります。
- 認知の段階: まずは、あなたの整骨院の存在をターゲットとなる患者様に知ってもらう必要があります。
- 例えば、地域密着型の整骨院であれば、近隣に住む住民の方々に、どんな施術を提供しているのかを知ってもらうことが重要です。
- 興味・関心の段階: あなたの整骨院を知った人が、次にどのような情報を知りたがるかを考えましょう。
- 例えば、「院内の雰囲気を知りたい」「施術内容について詳しく知りたい」「他の患者様の口コミを見てみたい」といったニーズが考えられます。
- 比較・検討の段階: 患者様は、他の整骨院とも比較しながら、どこに通うか検討します。
- この段階では、あなたの整骨院の強みや特徴を明確に伝えることが重要になります。料金、施術内容、実績、院の雰囲気など、他の整骨院と比較して、どんな点が優れているのかをアピールしましょう。
- 購入・予約の段階: 興味を持った人が、実際に予約するにはどうすれば良いのか?
- 電話、Webサイト、LINEなど、患者様にとって使いやすい予約導線を用意することが大切です。
これらの段階を踏まえ、それぞれの段階で、患者様にどんな行動をとってもらいたいのかを具体的にイメージすることで、効果的な集客施策を打つことができます。
それぞれの集客施策をバラバラに行うのではなく、各段階をスムーズにつなぐことで、患者様を自然な流れで誘導することができます。
例えば、地域情報誌に広告を出稿した場合、
- 広告を見た人が、あなたの整骨院に興味を持ちます。(認知)
- 広告に掲載されているQRコードを読み込み、ホームページにアクセスします。(興味・関心)
- ホームページで院の雰囲気や施術内容を詳しく知り、Googleマップなどで他の患者様の口コミを参考にします。(比較・検討)
- ホームページから簡単に予約できるシステムがあり、すぐに予約します。(購入・予約)
このように、患者様の行動を予測し、それぞれの段階で適切な情報を提供することで、スムーズな顧客体験を提供することができます。
目先の集客効果だけを追いかけるのではなく、長期的な視点で根本的な課題解決を目指しましょう。
例えば、
- なぜ新規の患者様が増えないのか?
- リピート率が低い原因は何か?
- 地域住民にあなたの整骨院の良さが伝わっていないのではないか?
- WebサイトやSNSの情報が、患者様のニーズと合っていないのではないか?
これらの課題を分析し、改善策を講じることで、長期的に安定した集客を実現することができます。
よくある原因は、
「全体的に、伝えたい内容がわかりにくい」
「言いたいことが複数あり、得意なことが分からない」
このようなケースです。
顧客目線に立って考えることで、課題が見えるようになってきます。
地域密着型整骨院が新規顧客を獲得するための3ステップ集客術!
「新規顧客を獲得して売上アップを目指したいけど、一体どんな集客方法が効果的なの?」
そんな悩みを抱えている整骨院の先生も多いのではないでしょうか?
今回は、地域密着型の整骨院に特に効果的な、実践しやすい集客方法を3つのステップに分けて解説していきます。
このステップを踏むことで、地域の方々に選んでもらえる整骨院へと成長していきましょう!
地域密着型を目指すのであれば、まず取り組むべきはGoogleマップを使った集客です。
「え、Googleマップで集客なんてできるの?」
そう思った方もいるかもしれません。
実は、今やお店を探す時、多くの人がGoogleマップを利用しています。
例えば、「肩こり 整骨院 [地域名]」といったキーワードで検索する患者さんがいるとしましょう。
この時、Googleマップ上にあなたの整骨院がしっかり登録されていれば、患者さんの目に止まる可能性がグッと高まります。
まずは、Googleマイビジネスに登録し、営業時間や施術内容などの基本情報を充実させましょう。
さらに、施術風景や院内の写真、患者さんからの口コミなどを掲載することで、より魅力的なページを作成することができます。
Googleマップで患者さんの目に止まる機会が増えても、他の整骨院との違いが明確でなければ、選んでもらうことは難しいでしょう。
そこで重要となるのが、ホームページです。
ホームページでは、あなたの整骨院の強みや魅力をしっかりと伝える必要があります。
例えば、
- 「肩こりの根本治療」を得意とし、長年の肩こりでお悩みの方を改善に導きます!
- 交通事故後のリハビリ専門!経験豊富なスタッフが親身になってサポートいたします。
このように、具体的な施術内容や解決できる悩みを明確に示すことで、患者さんの心を掴むことができるのです。
さらに、先生自身の経歴や施術に対する想いなどを掲載することで、患者さんに安心感と信頼感を与えることもできます。
Googleマップやホームページである程度の集客基盤を作ったら、次はさらなる認知度アップを目指しましょう。
そこで効果的なのが、口コミとチラシです。
まず口コミですが、患者さんに施術後にお願いして、Googleの口コミを書いていただくのも良いでしょう。
「施術の効果に満足された方、ぜひ口コミ投稿をお願いします!」
と、一言添えるだけでも、口コミ投稿してくれる方は増えます。
患者さんの生の声は、他の患者さんにとって非常に参考になる情報です。
そして、チラシは地域の方に直接アプローチできる有効な手段です。
特に、新規開院時やキャンペーン情報など、期間限定の情報発信に効果的です。
チラシのデザインや配布方法を工夫することで、より多くの人の目に触れるように工夫してみましょう。
これらのステップを着実に実行することで、地域で愛される整骨院を築き上げ、新規顧客獲得に繋げていきましょう!
気軽に打てる?SNS広告の落とし穴
SNSの魅力として広告が打ちやすい!ということがあります。
インスタグラムだとストーリズや画像投稿、リールで広告申請をしてMeta社の審査に通ると地域や年齢層をターゲティングして広告を打つことが可能です。
また、TikTokやYoutubeでも広告を打つことが可能です。
しかし、整骨院は「柔道整復師法」によって広告内容が決められていることに注意が必要です。
整骨院の広告は柔道整復師法に則った内容であることが義務つけられている他に、厚生労働省によってあん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師及び柔道整復師等(あはき・柔整(あはき・柔整)の広告ガイドラインも定められていることにも注意が必要です。
整骨院の広告(新聞・インターネット・情報誌等含む)の内容には細心の注意を払う必要があるので注意しましょう。
例えば、整骨院の施術による効果を誇大に表現して広告をすると景品表示法違反になってしまうこともあります。
また、薬機法や医師法、医療法にも注意が必要にあります。
とくに以下の表現には注意が必要です。
- 誇大広告
- 比較優位広告
- 施術に関する具体的な内容
- ビフォーアフター
- 医療と誤認される表現
- 施術者に関する記載
特に整骨院のオーナーさんからよくお伺いするのは「どこよりも治せる」「地域で1番治療できる」などご自分の腕に自信があるからこその表現をしたいという内容です。
技術が高く学ばれているオーナー様に多いのですが、実はこのような内容は景品表示法違反となってしまう可能性が非常に高いため避ける必要があります。
SNS広告の利点は気軽に打てることと広告と認識される率が低いことにあります。
フィードやストーリーを観ているうちにターケティングされている方の画面上に表示されます。
また、低予算で費用を抑えた広告配信が可能であり、最低出稿金額は1日100円前後〜と設定できるため、クリック広告などに比べると運用費用も抑えながら運用することが可能です。
インスタグラムとFacebookは現在Meta Platforms, Inc.(メタ・プラットフォームズ、通称:Meta)が運用しています。
投稿やストーリーを作成→Metaに広告申請をする
という流れも他の広告ツールに比べると出稿しやすいと言われています。
ただし、Meta社の審査は厳しいとも言われており、写真によっては広告が棄却されることも少なくありません。
※このような比較画像は特に注意が必要です。
「インスタグラムで広告破棄になったけど、TikTokではすんなり通った」
一方でそんな事例も多く耳にします。
しかし、これは広告に関する規制が法律でしっかりと定められている整骨院接骨院においては「抵触している危険がある広告を出している」と危機感を抱く必要がある事例とも言えます。
整骨院・接骨院のSNS広告出稿は関連法規を熟知することが大切です。
法律に違反して広告を出すと、自治体の担当者から指導を受けることもあるため注意しましょう。
整骨院が治療や診断、診察などの表現を使って集客をすることにも注意が必要です。
医療行為を提供していると見なされて医師法や医療法違反に該当してしまうからです。
SNS集客は手軽に広告を打てると思われがちです。
しかし、前述の通り多くの法律に守られている部分も多いため、専門知識と法律の理解とチェックが重要です。
スタッフに運用を一任している場合にもしっかりと内容を確認するようにしましょう。
SNSの投稿内容も同様に確認をしてから行うとより安心です。
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