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この記事の対象となる読者
集客できない?
ホームページの前段階は終わってますか?
あなたはこんな悩みをお持ちではありませんか?
- ホームページを作ったのに、全然人が来てくれない…
- 問い合わせが来なくて、集客効果を感じられない…
実は、その原因は「ホームページの前段階」にあるかもしれません。ホームページを作る以前の話が、抜け落ちているかもしれません。
この記事では、年間300件以上の事業者様のWebマーケティングを分析してきた経験をもとに、ホームページで集客できない原因と解決策を、具体例を交えながら分かりやすく解説していきます。
地方の事業者で陥りがちな原因は、
「ホームページがただ、あるだけの状態」になっていることです。
私たちが受ける相談では、「とりあえずホームページを作ってもらったんですが…」と言うお話が多いです。
こうなってしまう原因と、集客できない原因をお伝えさせて頂きます。
- ホームページを作ったのに、全然人が来てくれない…
- ホームページへのアクセスはあるのに、問い合わせに繋がらない…
- ホームページをリニューアルしたいけど、何から手をつければいいか分からない…
この記事はで読むことができます。
ホームページはあるけど結果が…「とりあえず作った」だけでは集客は難しい!
「ホームページを作ったけど、集客に繋がらない…」
そんな悩みを抱えている事業者の方、特に地方でお店や会社を経営されている方は少なくないのではないでしょうか?
地方の店舗や法人を経営されている方から、よく相談を受けますが、ホームページでの集客の失敗パターンというものがあります。
地方では、ホームページ制作を
- 知り合い
- フリーランスのデザイナーさん
- とにかく安いホームページ制作会社
に依頼するケースが多く見られます。
そして、このような場合に陥りがちなのが、「とりあえずホームページを作ること」が目的になってしまい、肝心の「集客」という視点が抜け落ちてしまうという罠です。
こだわっている部分が、「集客」ではなく、コストカットに配分されているパターンです。
コストカットのホームページを作った場合の、王道パターンはそのまま迷走するケースです。
- 0.知り合いや最安値を探して依頼する
- 1.安いホームページで集客ができないケースに陥る
- 2.無料で始められるSNSをやる
- 3.SNSの運用の難易度の高さ、コンテンツ制作に時間が取られ始める
- 4.高額のSNSコンサルを受けるが成果出ず
- 5.また、知り合いをたどる
この話は、びっくりするほど多く聞きます。
重要なのは、「集客につながる」ホームページを、良心価格で。と言うことです。
「でも、〇〇さんのところは自分で作ったホームページでも繁盛しているけど…」
この話もよく聞きます。
実際に調べてみると、すでに多くの口コミが存在しており、
すでに集客ができていたパターンが非常に多いです。
どうして、いきなりホームページにアクセスがあるのかと言うと「指名検索」されるからです。
つまり、お店や会社の名前が知られており、ずっと橋がかかっていた状態と言えます。
「ホームページに100万円かけたのに….」
「こだわって作ってもらったけどダメだったのよ…」
こんな話聞いたことないでしょうか?
「だから、ホームページは安ければいいと思って…」
「ホームページは高いもの」というイメージから、「とりあえず安く作れればいい」という考え方に偏ってしまうのは仕方のないことかもしれません。
しかし、安くて、立派なホームページを作ったとしても、それがお客様に届かなければ、宝の持ち腐れになってしまいます。
例えば、飲食店をオープンしたとしましょう。美味しい料理を提供する腕があっても、お店の存在が知られていなければ、お客様は来ませんよね?
異性にモテたいと思って、洋服やアクセサリーを身につけても、人に会える場所がなければ目的は達成されません。
ホームページも同じです。ただ存在するだけでは意味がなく、お客様に見てもらうための戦略が必要です。
ホームページを安く作ることは間違いではありません。
ただ、「そもそも橋がない」と言うのは別の問題です。
「じゃあ、ホームページを作ったところが悪かったのか…」
そうではありません!
実際に見せていただくホームページは、どれも素晴らしいものばかりです。ただ、多くの場合、ある重要な視点が抜け落ちてしまっている傾向があります。
それは「お客様目線」です。
ホームページ制作を依頼するということは、家やお店を建てるために大工さんに依頼するのと似ています。
大工さんは、依頼された通りに家を建ててくれます。
しかし、家を建てる前に、施主であるあなたが
- 「どんな家に住みたいか」
- 「どんな間取りがいいか」
といった設計図を作る必要がありますよね?
ホームページも同じです。ただ「ホームページを作ってください」と依頼するだけでは、あなたの想いやお客様のニーズに合ったホームページは完成しません。
高額なホームページ制作費用には、このような「設計図」を作るためのコンサルティング費用が含まれているケースが多いです。
専門知識がないまま依頼してしまうと、見た目はオシャレでも、集客に繋がる導線やお客様の心を掴む情報が不足したホームページになってしまう可能性があります。
集客には、導線設計と言われるものが存在します。
私たちで言うと「地域密着型の集客モデル」です。
あなたのホームページは、お客様が快適に過ごせて、自然と「問い合わせたい」と思えるような設計図に基づいて作られていますか?
ホームページを作ったのに、なかなか集客に繋がらない…と悩んでいる方は、実は原因が大きく2つに絞られることをご存知でしょうか?
それは、
- そもそもホームページが見られていない
- ホームページは見られているけれど、行動に繋がっていない
という2つのパターンです。
例えば、素敵な看板やメニューを用意して、やる気満々でお店を開いても、人通りの少ない裏通りにお店があったら、なかなかお客様は来てくれませんよね?
ホームページも同じように、どんなに内容が良くても、見込み客であるお客様の目に触れなければ、その価値を伝えることはできません。
一方で、ある程度の人通りがある場所に店を構え、多くのお客様がお店の前を通ってくれるようになったとしても、お店の外観やメニュー表示が魅力的でなければ、お客様はなかなか店内に入ってきてはくれないでしょう。
ホームページも同じように、アクセス数があっても、内容が魅力的でなければ、お客様は問い合わせなどの行動を起こしてはくれません。
まずは、あなたのホームページがどちらのパターンに当てはまるのかを把握することが、集客アップへの第一歩となります。
原因1:そもそもホームページに人が集まっていない!
「せっかくホームページを作ったのに、アクセス数が伸び悩んでいる… 」
そんなあなたは、集客の入り口であるSEOとMEO対策が不足しているのかもしれません。
ここでは、私たちが実際にチェックするポイントをご紹介します。見直してみてください。
SEOとMEO、どちらもホームページへのアクセス数を増やすための重要な対策ですが、それぞれにメリットとデメリットがあります。
まずは、あなたのビジネスのターゲットや目的を明確にした上で、どちらの対策が最適なのかを見極めることが重要です。
ポイントとなるのは、「どんなストレスや悩みを持つ方のためのホームページなのか?」と言う点です。
よくある間違いは、「八方美人なサイト」です。
- ターゲットは20代から50代の男女
- どんな人にも好かれるようにしている
- ライバルのホームページを見て、真似をした
- ブログの方で日記を書いている
一見すると「フレンドリー」なホームページです。
しかし、このようなホームページは「平均的」なものになりがちです。
- 誰の
- 何を
- どんな解決策で
この3つが伝わらない場合は、修正が必要になります。
ホームページへのアクセスを増やす方法は2つあります。
- SEO対策:検索エンジンから集客する方法
- MEO対策:Googleマップから集客する方法
この二つです。
SEOとは、「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略で、GoogleやYahoo!などの検索結果で、特定のキーワードで検索した際に、自社のホームページを上位表示させるための対策です。
例えば、「〇〇市 ラーメン」と検索した時に、上位表示されるようにホームページの内容や構造を工夫していくのがSEO対策です。
メリット
- 検索エンジンからのアクセスが見込めるため、広範囲のユーザーにアプローチできる。
- 長期的な視点で見ると、安定したアクセス数が見込める。
デメリット
- 効果が出るまでに時間がかかる。
- 競合が多い場合、上位表示が難しい。
- 費用が高額になり、長期化する
一方、 MEOとは、「Map Engine Optimization(マップエンジン最適化)」の略で、Googleマップなどの地図検索エンジンで、特定のキーワードで検索した際に、自社のビジネス情報を上位表示させるための対策です。
例えば、「〇〇駅周辺 カフェ」と検索した時に、地図上にあなたのカフェが上位表示されるように、Googleマイビジネスの情報を充実させたり、口コミを集めたりするのがMEO対策です。
以下は、私たちのクライアント様のデータです。
地方の店舗であっても、1ヶ月に100〜200のアクセスがあることがわかります。
メリット
- 地域を絞った集客に効果的。
- 比較的短期間で効果が出やすい。
- 費用が少なく、中長期で対策できる
デメリット
- 広範囲へのアプローチには不向き。
- 店舗などの実店舗を持たないビジネスには効果が薄い。
このようにSEOとMEOは、それぞれ異なる特徴を持つため、あなたのビジネスにとってどちらが効果的かは、ターゲットや目的によって異なります。
例えば、全国展開しているような大規模なビジネスであれば、広範囲へのアプローチが可能なSEO対策が中心になるでしょう。
一方、地域密着型のビジネスであれば、近隣に住む顧客を獲得するためには、MEO対策が欠かせません。
クライアントデータを見てみると、以下のような推移でMEOからアクセスがあります。
この店舗は、ある地域の繁盛店の個人店です。
一見すると、少ない閲覧数に見えますが、一人当たりの平均閲覧時間が年間を通して5分以上あります。
私たちが制作した際に、ある設計に従った結果、このような効果が生まれました。その方法は後半でご紹介します。
法人や店舗の目的によって使い分けますが、基本的にはSEOを勧められると思います。しかし、予算が必要になるので、予算がないところはMEOをやる必要があります。
店舗であれば、MEO対策が必須の施策です。また、法人であればSEOをするべきですが、地方の法人さんの場合、地域密着型でお仕事をされている会社も多いです。その場合は、MEOで問題ないと思います。
ホームページ単体で、SEO対策を行った場合でも、本格的なSEO対策を行なっている会社と競合した場合、勝ち目がありません。なぜなら、私たちのようなプロが運用しているからです。
そのため、予算がない場合はMEOでアクセスを集める必要があります。
原因2:ホームページへのアクセスはあるのに、問い合わせに繋がらない!
「アクセス数はある程度あるのに、問い合わせや申し込みに繋がらない… 」
そんな場合は、ホームページのデザインや内容を改修する必要があるかもしれません。
お客様が「問い合わせたい!」と思えるような、使いやすく、分かりやすく、信頼できる情報が掲載されているか、今一度チェックしてみましょう。
問い合わせフォームは、お客様とビジネスの間を取り持つ大切な窓口です。
しかし、入力項目が多すぎたり、分かりにくかったりすると、お客様は途中で離脱してしまうかもしれません。
例えば、名前、メールアドレス、電話番号など、必要最低限の情報だけで問い合わせできるシンプルなフォームは、お客様にとって使いやすいだけでなく、入力の手間を減らすことにも繋がります。
また、スマートフォンに対応した入力フォームになっているかどうかも重要なポイントです。
よくあるのが、無駄に情報を取得しようとするフォームです。
- 使わないのに「住所が必須」になっている
- 入力項目が10個ある
- エラーの箇所が分かりにくい
- お問合せをするのに、1分以上かかる気がする
このようなケースの入力フォームは、お問合せが60%減ると言われています。
もしかすると、電話での問い合わせにつながっているかもしれません。フォームだけでなく、電話の数も調べてみましょう。
お客様は、あなたのホームページだけでなく、競合他社のホームページや口コミサイトなど、様々な情報を比較検討した上で、最終的な判断を下します。
つまり、ホームページだけで完結するのではなく、お客様の行動プロセス全体を理解した上で、情報発信していく必要があります。
例えば、飲食店であれば、食べログやGoogleマップの口コミは、お客様にとって重要な情報源となります。
法人などの会社であっても同じです。
どのような会社なのか?どんな思いでやっているのか?体験した人はいるのか?
このような内容を精査して、申し込みを行います。そのため、ホームページ以前の施策も重要になると私たちは考えています。
お客様が安心して問い合わせるためには、信頼できる情報を分かりやすく伝えることが重要です。
MEO対策でGoogleマップでの表示順位を上げたり、会社案内などの資料を充実させたりすることはもちろんのこと、お客様に安心感を与える情報は多岐に渡ります。
例えば、
- 会社案内、パンフレット: 会社の理念やビジョン、事業内容、実績などをまとめた資料があると、お客様は安心して取引を検討できます。
- 外部メディアへの掲載情報: 新聞や雑誌、業界紙などに掲載された実績は、信頼性を高める有効な手段です。
- 所属組織: 商工会議所や業界団体への加盟情報も、信頼性を高める要素となります。
- 情報発信: ブログやSNSで積極的に情報発信していることも、お客様との信頼関係構築に役立ちます。
- 資格: 専門性の高いサービスを提供している場合、関連資格の取得情報は、お客様に安心感を与えるでしょう。
- 実績: 過去の顧客との取引実績や成功事例を具体的に示すことで、サービスの品質を証明することができます。
- お客様の声: サービスを利用したお客様からの喜びの声は、何よりも説得力があります。
これらの情報をホームページで分かりやすく伝えることで、お客様は安心して問い合わせることができます。
また、お客様の声や事例紹介を掲載することで、サービスの利用イメージを具体的に伝えることができます。
あなたのホームページは大丈夫?集客アップのための見直しポイント
ここまで、ホームページで集客できない原因を2つのパターンに分けて解説してきました。
「うちのホームページはどうなんだろう…?」と不安になった方もいるのではないでしょうか?
そこで、ここからは、集客アップに繋がるホームページ作りのための具体的な見直しポイントを3つご紹介します。
私たちが、制作時や改善時にチェックしているメインのポイントです。
あなたのビジネスは、誰のどんな悩みを解決するのか?
改めて、顧客ターゲットを明確化し、そのターゲット層へ響くメッセージをホームページで発信しましょう。
例えば、ターゲットが「仕事と育児の両立に悩むワーキングマザー」という具体的なペルソナを設定した場合、
- ホームページのデザインや使用する写真
- 文章の表現な
- 30代女性が好むようなテイスト
- 「仕事と育児の両立の大変さ」や「自分時間に余裕を持ちたい」を解決する
という悩みに寄り添うようなメッセージを盛り込むことが効果的です。
具体的なアクション
- ホームページのデザインや写真、文章をターゲット層に合わせたものに変更する。
- ターゲット層が求めている情報やメリットを具体的に伝える。
- お客様の声や事例紹介を掲載し、共感を呼ぶ。
地域密着型のビジネスにとって、MEO対策は非常に重要です。
Googleマップでの検索順位を上げるためには、Googleマイビジネスの情報が充実しているか、口コミ評価が高いかどうかが大きく影響します。
具体的なアクション
- Googleマイビジネスに登録し、最新の情報に更新する。
- サービス内容やメニュー、料金などを分かりやすく掲載する。
- 魅力的な写真や動画を掲載する。
- お客様からの口コミを積極的に収集する。
- ネガティブな口コミにも、真摯に対応する。
お客様は、初めて利用するサービスに対して、「本当に大丈夫かな?」「信頼できる会社かな?」といった不安を感じるのは当然のことです。
そのような不安を払拭し、安心して問い合わせてもらうためには、お客様が求めている情報を漏れなく提供することが大切です。
具体的なアクション
- 会社案内やサービス資料などをダウンロードできるようにする。
- メディア掲載情報や受賞歴などを掲載する。
- チームメンバーの紹介やブログで、企業の「顔」を見せる。
- お客様の声や事例紹介を掲載する。
- よくある質問集を充実させる。
- 問い合わせ方法を分かりやすく明記する。
いかがでしたでしょうか?
今回は、ホームページで集客できない原因と解決策について解説しました。
これらのポイントを参考に、お客様を惹きつける魅力的なホームページを作り、集客アップを目指しましょう!
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