アパレルEC事業者
元々、店舗を構えて営業を行っていたアパレルショップの A さんは、利益率の関係から自社 EC サイトを立ち上げ、仕入れたアパレルを販売していました。
今回は、福岡市エリアで EC サイトの集客に伸び悩んでいたアパレル業を営む 企業が、自社 EC サイトのアクセスを3倍まで増やした事例を紹介します。
元々、店舗を構えて営業を行っていたアパレルショップの A さんは、利益率の関係から自社 EC サイトを立ち上げ、仕入れたアパレルを販売していました。
しかし、 EC サイトで集客を行うのは非常に難しく、アクセスが上がらず伸び悩む日々を過ごしていました。そこで色々な施策を試してみたところ、 MEO対策にたどり着きました。
CEO
KUROMORI
くろもり
Webデザイン会社を立ち上げ後、avex technologies、Web3事業立ち上げに参画。上場企業子会社の新規事業責任者を行いながら、2023年1月にair Inc.を設立。地方を中心としたマーケティングのマスアダプションを目指す。 専門は、分析とマーケティング。
アパレルショップのAさんの店舗は、福岡市内に2店舗ありましたが、5年前に店舗は閉店しており、自社の倉庫が博多区の方にあります。
そこから、 ネットショップで販売を行っており、店舗はありません。
福岡市内は、 天神を中心にアパレルショップが立ち並び、 郊外の方は、ショッピングモールにお店が入っている程度です。
また、 アパレルショップは SNS での集客に力を入れていて、 MEO 対策を行っている店舗は非常に少ないのが福岡市の現状です。
EC サイトを運営していると、システム的な問題から SEO に引っかかりにくく、集客が非常に難しいという相談を受けます。
今回のアパレルショップ A さんも同じような悩みを抱えていて、 PC サイト自体にSEO対策の機能は付いているものの、ブログ運営などの運用部分に対して機能していないような感じでした。
EC サイトに来てもらうために、別の集客媒体に費用をかけてアクセス数を増やしていく必要があり、広告費のバランスと売上のバランスを調整していくことが非常に難しいという状態でした。
- 広告費が高い
- アクセス数が増えない
- 競合が多い
- ブログ運用時間が取れない
今回の、 アパレルショップ A さんのお店の課題は、アクセス数を上げることにこだわりすぎて、効果が出ていない作業を継続することで、時間が失われているという点が非常に印象に残りました。
1日の作業時間のうち、約2時間ほどがブログの運用になっており、 アクセス数が増えないまま記事を書き続けるという地獄のような日々が続いていました。
この作業時間を、減らし、アクセス数を上げると言う点をミッションとしました。
- ジャンルを絞る
- 口コミを利用する
- 広告費を下げる
- SNSと連携させる
EC サイトはお客様がくれば、 利益率が高く固定費が非常に安いので大きな利益を稼ぐことができます。
しかし、 そうなるためには少なからず以下の要件が必要になります。
・ アクセスを流すことができる媒体が存在する
・SEOなどの IT の知識がある
このような、アクセス数を担保できる要件がないと、PC サイトは閲覧されることはありません。
EC サイトにアクセスが集められない場合は、 すでにアクセスを持っている楽天や Amazon Baseなどの EC プラットフォームに出店することがほとんどです。
EC サイトで利益を上げたい方は、アクセス数をどうやってとってくるを考えておく必要があります。
- 3ヶ月後にエリア上位にランクイン
- ECサイトのアクセス数が3倍
- 売上が1.8倍
- Googleマップからの流入でコストが1/7
ECサイトとMEOを実施した結果
今回、 MEO対策が機能するか実験的な部分もありましたが、無事に機能することが証明されました。半年ほどするとエリアの3以内には入るようになり、非常に効果的な集客が可能となりました。
面白いことに、 お店の倉庫にも、お客様が アパレルを買いに来られ、遠方からはるばる足を運ばれる方もいたそうです。
MEOの登録場所は倉庫でしたが、しっかりと機能しました。
もし、ターゲットが近くに存在していたり、まちから10 km ほど離れた場所にお店がある場合はMEO対策も検討してみると良いと思います。
チラシを配布した場合の反応
去年の10月頃に、誕生祭としてイベントの配布チラシを行いました。
その時のアクセス数は通常の2倍ほどになりましたが、MEOからの流入も増える結果となりました。
自社 EC サイトのアクセス数に影響があったのは、
・MEO
・SNS
・チラシ広告
がほとんどで、 リスティング広告に関しては、競合他社が多いためアクセス数の増加には繋がりませんでした。(予算設定あり)
もし、 ローカルビジネスを行っていて、チラシの配布などを行っている方がおられましたら、 MEO対策との相性も非常に良いことが分かっているのでオススメしております。
導入後のインタビュー
今回、 MEO対策を行い、試験的ではありましたが Google マップからアクセスを集めることが証明されて意外な結果となりました。 EC サイトのアクセスが Google マップから毎月200から300名ほどが入ってきていることを考えると、私たちが昔やっていたアパレルショップとほとんど変わらないということにすごくびっくりです。 また店舗を開く機会があったら、MEO対策の方も検討してみたいと思います。
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