整骨院の集客の悩み!集客ができない理由と次に繋げられない理由を徹底解説

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この記事の対象となる読者

・集客に悩む整骨院の小規模店舗オーナー

・マーケティング担当者が不在または少ない整骨院

・多店舗展開しているが、店舗ごとの集客力にバラつきがある整骨院オーナー

「予約表が埋まらない」
「リピーターに繋がらない」

「休眠客カルテが増えていく」

こんな悩みを抱えていませんか?

整骨院の経営を安定させるためには集客が欠かせません。

しかし、実際は集客をしているのにうまくいかない・・・と対策をしているのに集客につながっていないとお悩みの方も少なくないのではないでしょうか?

集客を焦るあまりにクーポンや無理な割引をしているオーナーさんもいらっしゃるかもしれません。

結論から言いますと、

クーポンや割引で集客しても固定客に繋げることは難しいのです。

ではどのように整骨院の集客はどのようにしていくことが、次に繋がる集客になるのでしょうか。

この記事で解決できること
  • 整骨院の集客が思うようにできない
  • 次に繋がる集客方法を知りたい
  • Googleマイビジネスの重要性を知りたい

この記事はで読むことができます。

集客が難しい・・・整骨院を取り巻く現実とは

整骨院の数が年々増加している。

肌感で感じているオーナーさんも多いのではないでしょうか?

近年の健康ブームや美容ブームによって身体の調子を整えたい人も増えています。

しかし、それを上回る勢いで整骨院以外にもあんまやマッサージを行う施術所の数も増加しています。

整骨院・接骨院が飽和している

1998年に厚生労働省が柔道整復師専門学校の規制緩和を行なった影響で、養成学校が大幅に増加しました。

規制緩和前には14校だった養成学校が10年間で約10倍程度にまで増加したのです。

これに伴い、柔道整復師も年々増加傾向にあります。

さらに、厚生労働省が行なっている「就業あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師・柔道整復師及び施術所 」の調査によると、整骨院・接骨院の数は年々増加していることが公表されています。

その数は2021年度の10月時点でコンビニ数とほぼ同数となりました。

ご自分の周辺の整骨院・接骨院のGoogleマップを確認してみても競合の多さが身に染みてわかるのではないでしょうか。

そのため、価格競争や差別化を懸命に考えて疲弊してしまう・・・

そんなオーナーさんを私たちも多くみてきました。

保険診療費(療養費)の減少による影響

整骨院・接骨院では、一部の治療に保険が適用されますよね。

この保険適用額を療養費とも呼びます。

「昔は何百円で治療してもらえた・・・」

そんなご年配の方のお話も耳にすることも調査を進めていく上で多いのですが、それでは運営が難しくなっていることは実感されている方も多いかと思います。

それもそのはず。

2016年時点ではすでに柔道整復における療養費が年々減少していることが、厚生労働省が行なった「柔道整復の施術に係る療養費に関する現状と課題」調査でも明らかになっています。

これによって保険診療での施術数が減少していることや、保険診療費による収益が年々下がっていることも考えられるのです。

これによって「自費治療や差別化を図ったメニューを検討しよう」という整骨院も多く競争が激化する一因ともなっていることがわかります。

さらに、整骨院における集客の重さの比重がより大きくなってきているのです。

競合他院増加や民間資格サロン、マッサージ施設の急増

柔道整復師が増え整骨院・接骨院が増加していることの他にも、民間資格サロンやマッサージ店の急増も、悩みの種というオーナーさんもいらっしゃいます。

整骨院・接骨院が増えるのと同じようにあん摩マッサージ指圧を扱う治療院や鍼灸院も増えています。

さらに、一般的なマッサージ店やカイロプラクティック院など、身体を整えるための施設も増加しています。

温泉施設などにもマッサージ施設が併設されていることも珍しくありません。

マッサージ店などでは料金を安価に設定していることも多く、価格競争に拍車がかかる状況となっています。

また、疲労回復目的であれば比較的気軽に受けられるマッサージ店を選ぶ人も増えているのが現状です。

整骨院・接骨院の集客をする場合、競合他院以外にも、類似したサービスを提供している店舗のことも念頭に入れる必要があり、より適した集客が必要となる現状にあるのです。

整骨院の集客は3つに分解しよう

整骨院・接骨院の集客を効率化したい!

さて。

整骨院・接骨院の集客は3つに分解されることをご存知ですか?

  • 新規顧客の集客
  • リピーターの集客
  • 休眠顧客の集客

集客が難航している場合は、この3つが混合してしまっている可能性が高いと考えられます。

ご自分の院の対策は「どのお客様に向けての集客」になっていますか?

新規顧客の集客

新規顧客の集客をする場合は、潜在顧客や見込み客に対して「整骨院があることを知ってもらう」「整骨院に行きたいと思ってもらう」ことから始まります。

潜在顧客とはまだ整骨院の存在を知らないお客様、見込み客とは整骨院について知ってはいる状態のお客様です。

  • Googleマップ
  • ホームページ
  • ポータルサイト(ホットペッパーやE-Parkなど)に登録する

ホットペッパーやE-parkも別途費用が必要になりますが登録して集客を狙うケースもあります。

ポイントを使ってもらえる!

という考えもありますが、クーポンの発行や割引も検討する必要があります。

また、予約管理が二重になって管理が大変・・・

そんな声もよく聞きます。

さて。

あなたが近くのお店を探すときにどうやって検索するのか、行動を考えてみましょう。

近年増えているのがGoogleマップで「近くの整骨院を探して」と探すケースです。

シラベルの調査でも

Googleマップ→ホームページ→来院を決める

このパターンは次に説明するリピーターにも繋がりやすい集客方法という結果が出ています。

リピーターの集客

最初の一歩を通過して、ご来院いただいたお客様。

2回目以降も来院していただく「リピーター」になっていただくと

「次回のご予約は?」

と安定した予約に繋いでいける可能性も高いです。

そのためにも、初回のご来院時の満足度が重要になります。

ここで注意したいのが「整骨院が多いから差別化を・・・」と意気込みすぎて、お客様の視点から離れてしまうことです。

上の図のように強みから考えてあなたの気持ちがカタチに表れたサービスを提供していれば、自然と差別化はできてきます。

そのためにも最初のブランディングをしっかりと行いましょう。

また、お客様に対する姿勢やお店の清潔感や雰囲気は当たり前になりがちですが、しっかりと気を配る「基本」を怠らないことが大切です。

休眠客の集客

休眠客とは、長期間来院していないお客様のことです。

来院を止めた顧客の中には「なんとなく行かなくなった」「とくに必要を感じなくなった」そんな理由が多いと言われています。

ハガキを送ったり個別に連絡することも有効的と言われています。

しかし、整骨院・接骨院の性質上なかなか難しい・・・

そんな風に考えているオーナーさんもいらっしゃるようです。

ここでも大切なのは「何かあった時にまた通いたい」と思っていただいておくこと。

そのためにも、通院してくださっている時の顧客満足度の維持も大切になってきます。

実際にあった失敗例から学ぶ整骨院集客の落とし穴!

これまでお話ししてきたように、整骨院・接骨院は競合も多く、集客に悩んでいる方も多いことが特徴です。

この方法が合っているはず・・・と闇雲に取り組んでも逆効果になってしまう可能性もあります。

実際にあった失敗例から整骨院集客で気をつけたいことをお伝えします。

価格競争には要注意!

整骨院・接骨院は、先ほどもお話しした通りに競合が多いです。

そのため新規顧客を獲得するために値引きキャンペーンを行う院も良く見かけます。

また、価格競争はポータルサイトに登録している院でも多くみられる特徴です。

価格を下げてご来院いただき、整骨院の良さを知ってもらおう!

そう考えるのは効果的な集客方法に思えますが、長期的な視点で見ると院のブランド価値を低下してしまう可能性も含んでいることに注意が必要です。

例えば、安いからという理由で院を選んだ場合、次々と他の価格が安い院を渡るというケースもあります。

このようなお客様は「安ければ・・・」という理由で選ぶため、リピーターに繋がることがほとんどないと言って良いでしょう。

また、初回に大幅の値下げをしてしまうと、2回目のご来院の際のハードルが上がってしまうこともあります。

値引きに頼らない集客が大切となります。

ホームページとMEOが活用できていないケース

MEO(Googleマップ)への口コミがあったら集客ができる!

ホームページがあったら集客ができるはず!

実際にホームページも口コミも大切です。

しかし、あるだけで集客できるということは、まずあり得ません。

MEOとホームページの内容は整合性が取れていますか?

MEOの内容とホームページで謳っている内容に誤差がある場合はお客様は困惑してしまい、不信感を抱かせてしまう原因になることもあります。

また、口コミ集めを一生懸命しても、その先に繋がる施策を打っていなければ余程の信頼関係を気づいていない限り不信感に繋がる場合もあります。

まずは情報の統一化と発信の統一を行うことが大切です。

さらに、MEOを元に、より顧客満足度の高いサービス提供を目指すことが重要です。

チラシやホームページ、SNSなどの告知媒体は注意が必要

整骨院の広告を実施する場合には「柔道整復師法」に則った内容であることが義務つけられています。

引用リンク:柔道整復師法

さらに、厚生労働省によってあん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師及び柔道整復師等(あはき・柔整(あはき・柔整)の広告ガイドラインも定められています。

整骨院の広告(新聞・インターネット・情報誌等含む)の内容には細心の注意を払う必要があるので注意しましょう。

例えば、整骨院の施術による効果を誇大に表現して広告をすると景品表示法違反になってしまうこともあります。

また、薬機法や医師法、医療法にも注意が必要にあります。

とくに以下の表現には注意が必要です。

  • 誇大広告
  • 比較優位広告
  • 施術に関する具体的な内容
  • ビフォーアフター
  • 医療と誤認される表現
  • 施術者に関する記載

さらに、整骨院・接骨院では柔道整復師法第24条に定められている事項以外の広告を行うことができないことにも注意が必要です。

昨今はインスタグラムなどでも簡単に広告を実施することができるため、より注意が必要となってきます。

広告を実施する場合は、柔道整復師法をしっかりと確認して行いましょう。

整骨院におすすめの集客戦略って結局、なに?

規制緩和によって柔道整復師も増加し、開業する人も増えて整骨院・接骨院の数はコンビニと同じ数になったとも言われています。

競合院の増加や時代の変化によって従来の集客方法が難しくなっています。

では、これからの時代、整骨院・接骨院がとるべき戦略とはどのようなものがあるのでしょうか?

ステップ1:Googleマップに表示させる!

「近くの整骨院を教えて」

そんなワードのCMを目にしたことがある人は多いのではないでしょうか?

スマートフォンの所有が当たり前となった今、多くの人がそのようにしてGoogleマップで検索しています。

お客様が検索した時に、あなたのお店がすぐに表示されるように、Googleマップへの登録や情報更新は必須と言えるでしょう。

特に重要なのは、

  • お店の名前
  • 住所
  • 電話番号
  • 営業時間

などの基本情報はもちろんのこと、写真や動画を掲載して、整骨院の魅力をアピールすることです。

ステップ2:ホームページで安心感を伝える

Googleマップで院を見つけたお客様はホームページでチェックすることが多いです。

ホームページは院の顔となる重要な情報発信ツールです。

  • 院の雰囲気やサービス内容
  • 院の想い
  • 先生やスタッフの情報

お客様が安心してお願いしたい!と思ってもらえるような内容に整えることが大切です。

SNSの普及によってホームページは必要ですか?という声は大きくなっていますが、結論としては必要だと考えています。

特に整骨院は国家資格である柔道整復師が所属していることなどの信頼できる情報を発信することで、より安心感をお客様に持っていただきやすくなるからです。

さらに、Googleマップを見た顧客の40%以上はホームページを確認していることもホームページが必要な理由の一つです。

利用者とつながり顧客ニーズを更新していく

「この先生にお願いしたら安心!」

「またお願いしたい!」

お客様にそう思っていただけることは、整骨院・接骨院を運営していく上で欠かせないことです。

信頼関係を築くと、お客様はリピートしてくださったり、しばらく間が開いてもまた訪れてくださることでしょう。

お客様との距離が近い整骨院だからこそ、お客様は特別感を得たいと感じるものです。

また、身体を整える際に「覚えてもらっていた」安心感は大きな信頼へと繋がります。

しっかりと顧客ニーズに目を向けて、お客様との繋がりを大切にしていくことが大切です。

あなたの整骨院・接骨院の成功パターンを明確に!

シラベルの参考記事:お店に合った集客方法を探す。

air Inc.では、自分お店にあった集客方法を無料で探すことができます。ぜひ探してみて下さい。

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